128K

解説

 ご存じ記念すべき初代Macです。1984年ジョブズの元に開発されたマシーン。名前の通りメインメモリーは128KB!いくら、昔とはいえGUIを採用するMacにとってメモリー不足は明らかですぐに512Kに取って代わられることとなりました。アラン ケイの「1/4ガロンのガソリンタンクしか持たないホンダ」という言葉が有名。写真上の128Kは筐体の裏にMacintoshとだけ書いてある初期型。写真右の後期型は128Kの文字が追加されたましたが、こちらの方がレアです。128KBではさすがに使えなかったようで現存するほとんどの128Kは512KBかそれ以上にメモリーがアップグレードされています。メモリーチップの2階建て、チップ貼り替え、ドーター基板の追加などその方法は様々です。

 

 

お薦めリンク; 
128K Mac User Group


仕様

CPU 68000 8MHz バススピード 8MHz
バス幅 16bit L2 キャッシュ 無し
FPU 無し 内蔵電池 4.5V 円筒型
オンボードRAM 128KB Max RAM(公称) 128KB
メモリータイプ 無し メモリースロット 無し
FDD 3.5" 400KB HDD 無し
PDS 無し 拡張スロット 無し

Tips

400Kフロッピーの作り方

実はこれがわからず結構苦労しましたのでupしておきます。まず、2DDフロッピーを用意します。2HDフロッピーの右下の穴をテープで塞いでも一応使えます(読み書きや初期化エラーが起きやすいのでお薦めはできません)。そこで初期化するわけですが各OSの対応は以下の通りです。

OS

400Kフロッピーの対応

6.X.X以前

読み書き初期化全て対応

7.1

読み書き初期化全て対応、但しフォルダーが見えなかったりおかしな点あり

7.5.X

読み書き対応、初期化未対応

7.6以降

読み取り専用

というわけで、7.1以前のSystemが必要ですができれば6.X.X以前を使える環境がほしいところです。これで初期化を選択すると、両面か片面か聞いてきますので両面で800K、片面で400Kディスクの出来上がりです。

外付けFDD

HDDを持たない128K/512K/Pusの場合、外付けFDDは強力な武器になります。しかも無音動作を妨げないところがいいですね。もちろん、専用の400KB外付けFDDが一番似合いますが、800KB外付けFDDもFinder 5.1 以上とHD 20用のInitを使うことで使用可能です。
修理
筐体の開け方 背面の下側のトルクスネジ2個、上の取手のなかのトルクスネジ2個に電池Boxのトルクスネジ1個を外します。もちろんトルクスドライバーが必要ですね。そしてMacオープナーでカポッと開けます。Macオープナーがないとちょっと厳しいですね
アナログボードの修理

一番多いのがアナログボードの不調です。画面がちらついたり、時々表示しなかったり、かすかに表示したりと症状はいろいろです。

アナログボード交換 128K,512K, Plusは基本的に同じなので予備のPlus のアナログボードと交換というのが一番簡単です
アナログボード半田割れ 実はこれが一番多いようです。128K〜PlusはFanを内蔵していないため、内部に熱がこもりその影響で半田やパターンが変質して接触不良をおこしています。特に弱いのがコネクタ部、トランス部の半田。ここを半田付けしなおすだけでOKになるケースがよくあります。
損傷部品の交換 ドライブ交換だけでは使えません。ROMの交換が必要です。512KeのROMなんてそうそう手に入りませんが、実はPlusのROMです。これだけで800KBフロッピーが使えます。

 

電池の交換 これは簡単ですね。4.5Vの電池です。単3と間違えないように。入手が難しくなってきていますが、Vintage Computerで新品をお取り扱いしています。
パワーアップ
ロジックボード交換

512Kのロジックボードに入れ替えることにより、メモリーは4倍にアップです。もっとも、ほとんどの128Kは512KBにアップグレードされており、オリジナル状態の128Kは希少です。オリジナルのまま保管することをお薦めします。

お似合いの周辺機器
HD-20
フロッピーインターフェースに接続する純正外付け20MB HDD。128KではInitが必要です。
400KB外付けドライブ
本格的に使うためには2ndドライブは必須です。
外付けファン
iMacやG4 Cubeのようにファンレスで静かなのは良いのですが、連続運用は熱的にちょっと不安です。Kensingtonのシステムセーバー(通称ちょんまげ)やFunny MacFanが有名。