512K, 512Ke
解説

 128Kに続く2代目Macです。128Kはあまりにメモリーが少なすぎたため一挙に4倍に増やされました。実は開発時に既にメモリー不足が予想されたため簡単に増設できる設計になっていたそうです。別名ファットマック。
800KBのフロッピーを持つ512Keが後に追加されました。こちらはかなりレアです。 外観上の違いはリアのラベルの機番のM0001とM0001Eのみです。


512K 仕様

CPU 68000 8MHz バススピード 8MHz
バス幅 16bit L2 キャッシュ 無し
FPU 無し 内蔵電池 4.5V 円筒型
オンボードRAM 512KB Max RAM(公称) 512KB
メモリータイプ 無し メモリースロット 無し
FDD 3.5" 400KB HDD 無し
PDS 無し 拡張スロット 無し

512Ke 仕様

CPU 68000 8MHz バススピード 8MHz
バス幅 16bit L2 キャッシュ 無し
FPU 無し 内蔵電池 4.5V 円筒型
オンボードRAM 512KB Max RAM(公称) 512KB
メモリータイプ 無し メモリースロット 無し
FDD 3.5" 800KB HDD 無し
PDS 無し 拡張スロット 無し

Tips

400Kフロッピーの作り方

実はこれがわからず結構苦労しましたのでupしておきます。まず、2DDフロッピーを用意します。2HDフロッピーの右下の穴をテープで塞いでも一応使えます(読み書きや初期化エラーが起きやすいのでお薦めはできません)。そこで初期化するわけですが各OSの対応は以下の通りです。

OS

400Kフロッピーの対応

6.X.X以前

読み書き初期化全て対応

7.1

読み書き初期化全て対応、但しフォルダーが見えなかったりおかしな点あり

7.5.X

読み書き対応、初期化未対応

7.6以降

読み取り専用

というわけで、7.1以前のSystemが必要ですができれば6.X.X以前を使える環境がほしいところです。これで初期化を選択すると、両面か片面か聞いてきますので両面で800K、片面で400Kディスクの出来上がりです。

外付けFDD

HDDを持たない128K/512K/Pusの場合、外付けFDDは強力な武器になります。しかも無音動作を妨げないところがいいですね。もちろん、専用の400KB外付けFDDが一番似合いますが、800KB外付けFDDもFinder 5.1 以上とHD 20用のInitを使うことで使用可能です。
修理
筐体の開け方 背面の下側のトルクスネジ2個、上の取手のなかのトルクスネジ2個に電池Boxのトルクスネジ1個を外します。もちろんトルクスドライバーが必要ですね。そしてMacオープナーでカポッと開けます。Macオープナーがないとちょっと厳しいですね
アナログボードの修理

一番多いのがアナログボードの不調です。画面がちらついたり、時々表示しなかったり、かすかに表示したりと症状はいろいろです。

アナログボード交換 128K,512K, Plusは基本的に同じなので予備のPlus のアナログボードと交換というのが一番簡単です
アナログボード半田割れ 実はこれが一番多いようです。128K〜PlusはFanを内蔵していないため、内部に熱がこもりその影響で半田やパターンが変質して接触不良をおこしています。特に弱いのがコネクタ部、トランス部の半田。ここを半田付けしなおすだけでOKになるケースがよくあります。
損傷部品の交換 ドライブ交換だけでは使えません。ROMの交換が必要です。512KeのROMなんてそうそう手に入りませんが、実はPlusのROMです。これだけで800KBフロッピーが使えます。

 

電池の交換 これは簡単ですね。4.5Vの電池です。単3と間違えないように。入手が難しくなってきていますが、Vintage Computerで新品をお取り扱いしています。
パワーアップ
512K改512Ke仕様

512Kで800KBフロッピーを使う改造です。容量倍増だけでなく読み書きも速くなります。

ドライブ交換 400KBドライブを800KBに交換します。ブラケットも違うので交換します。
ROM交換 ドライブ交換だけでは使えません。ROMの交換が必要です。512KeのROMなんてそうそう手に入りませんが、実はPlusのROMです。これだけで800KBフロッピーが使えます。
お似合いの周辺機器
HD-20
フロッピーインターフェースに接続する純正外付け20MB HDD。128KではInitが必要です。
400KB外付けドライブ
本格的に使うためには2ndドライブは必須です。
外付けファン
iMacやG4 Cubeのようにファンレスで静かなのは良いのですが、連続運用は熱的にちょっと不安です。Kensingtonのシステムセーバー(通称ちょんまげ)やFunny MacFanが有名。