Color Classic

解説

 カラクラの相性でSE/30と人気を二分しています。特徴は何と言ってもその愛くるしいデザインでしょう。また、カラー表示ができるため改造のしがいのある機種でもあります。解像度アップから040化、PPC化、G3化と色んな改造が知られており、改造メニューの豊富さは他の追随を許しません。

お薦めリンク; 最強のカラクラを創る会

仕様

CPU 68030 16MHz バススピード 16MHz
バス幅 32bit L2 キャッシュ 無し
FPU Option 内蔵電池 3.6V 円筒型
オンボードRAM 4MB Max RAM(公称) 10MB
メモリータイプ 30pin SIMM メモリースロット数 2
FDD 3.5" 1.4MB HDD 3.5"
PDS LC PDS 拡張スロット 無し

Tips

Color Classic II との互換性

ネームプレート以外の違いはロジックボードのみです。したがって、ロジックボードの入れ替えも可能です。

他機種ロジックボードとの互換性

上記Color Classic II以外にもLC 520(030/25MHz)、LC 550(030/33MHz CC IIと同じ)のロジックボードを無改造で入れることができます。
修理
筐体の開け方 背面から見て四隅のトルクスネジを外します。もちろんトルクスドライバーが必要ですね。Macオープナーは不要です。
アナログボード交換、修理

アナログボードの故障が最も多いようです。Color Classic IIとは基本的に同じなので予備のアナログボードと交換という手があります。故障したアナログボードはフライバックトランスの不良が比較的多いのでこれを交換すると直るケースもあります。アナログボードの取り出し方は、は書籍Doping Macを参考にしてください。

電池の交換 ロジックボード上3.6Vの電池です。
パワーアップ
メモリー増設

オンボード4MB、SIMMスロットが2個あります。4MB2枚増設時には合計12MBですが、10MBdまでしか認識できません。

V-RAM増設 V-RAMスロットがあるので、256KB V-RAMを追加すると256色->32000色に表示能力がアップします。
普通のロジックボード交換 LC 520(030/25MHz)、LC 550, CC II(030/33MHz)のロジックボードを無改造で入れることができます。ボード入れ替え後は システムを再インストールする必要があります。
高解像度化 カラクラシリーズの最大の弱点は画面の狭さです。12インチモードの512x384dotの単解像度で最近の多くのソフトが13インチモードの640x480dotを要求しているため使えないソフトが多くなっています。また使えたとしても狭いデスクトップでは快適に使えません。そこで、アナログボードの改造により13インチモードの表示を改造する方法が今井氏により考案され発表されました。これはDoping Macや「最強のカラクラを創る会」のHPで詳しく解説されているのでここでは省きます。表示はやや小さいですが、カラクラのトリニトロンモニターの画像は鮮明なため十分実用になります。また、注意点としてアナログボードには2種類ありそれぞれ改造方法が違うため注意が必要です。必要な部品は抵抗一本もしくはジャンパー線のみ。部品代にして10円位です。
Mystic

Mysticとは、カラクラの筐体にLC575のボードを入れたモデルの開発コードです。結局世に出ることはなく幻の機種となったわけですが、同様の物を作る改造です。
カラクラシリーズのCPUはIIでも68030の33MHz。やはりいろいろ使うには厳しいスペックです。幸運なことにカラクラにはLC575のロジックボードがすんなり入るので簡単に大幅な性能アップが可能です。但しリアカバーは合わなくなってしまうので、自作するかショップのオリジナル品を使う必要があります。また、LC575として起動させるために、上の13インチモードまたはVGA化の改造が必要となります。電源の負担の小さいVGAモードがお薦めです。

改造方法
アナログボードはVGA化します。詳しくは「Dooping Mac」を参考にしてください。そしてLC575に付いていたロジックボードをカラクラに入れます。カラクラ用のシステムでは起動できないのでシステムを再インストールします。これで動作可能ですが、リヤパネルが合わなくなってしまいます。日本のShopオリジナルの蓋が売ってあるのでそれを買うのも手ですが、自作も可能です。

リアパネル製作記
カラクラと575のリアパネルを切って貼る合体作戦を取ります。作戦としては端子の穴は全て575の物を使い、はめ込みのロック部を275を使います。まずは575のシールドを外します。1度外すともう付きませんが気にしない気にしない。そしてトールペイントで使っているジグソーで切断しました。我ながらまっすぐに切れたと喜んびましたが、何と切断時の熱で再び強力にくっついているではありませんか!大失敗。これはカッターで表裏両面から溝を入れて切断するのが正解のようです。575のパネルは残念ながら少しだけ275より大きいので左右両端をやすりで削って調整します。下側のはめ込みの突起は少し位置が違いますがそのまま使用可能です。さらに275の上のはめ込みのロック部と喚起穴部を切り取って強力接着剤で合体させます。ご覧の通り継ぎ目が少し不細工ですが無事完成しました。シールドは575の物を適当に切って接着剤で張り付けました。ここで右側の固定ネジ穴がCS端子と干渉するので切り取るのが正しいんでしょうがめんどくさいので今はまだそのままです。

Mysticで最大メモリ
Mystic はLC 575のロジックボードを使用するため、当然ながら575同様128MBメモリを使って132MBまで増設可能です。ところが、通常の128MBメモリは左側の固定ネジが干渉してしまって、ロジックボードにメモリを装着した状態ではロジックボードが取り付け不可能です。そこで、メモリをロックしない斜めに挿した状態だと、ロジックボードを装着可能です。そして、ロジックボードを装着後メモリをロックする(立てる)と問題なく装着可能です。ロジックボードの取り外しがやや面倒になりますが、指を入れて知恵の輪的にメモリを外せば何とか大丈夫です。
尚、128MB SIMMでもこの方法で装着できないものがあります。Vintage ComputerではMysticでも使用可能な128/64MBメモリを販売中です(2003/1現在)

Powerカラクラ〜
G3カラクラまで
630コネクター加工、シャーシ加工、アナログボード加工を追加することによって、Codyceps, Alchemy, Gazzelle のPowerMac用ロジックボードを入れることが可能になります。詳しくは「Dooping Mac」を参考にしてください。またAlchemy, GazzelleにはG3カードも装着可能でG3カラクラを作ることもできます。

アクセラレータ-

SonnetのPresto Plus
現在(00/9)入手可能なアクセラレータとしてColor Classic用にSonnetのPresto Plusがあります。040/33MHz、32MB RAMとEthernetをカード上に持つなかなか充実したカードです。

 

お似合いの周辺機器
PowerCD
パワーアップしたカラクラならCDも欲しくなるというもの。しかし、せっかくのカラクラのデザインをぶちこわすものではいけません。PowerCDならその点バッチリです。等速、起動CDにはならないと性能的には制約も多いのですが、このデザインはカラクラに勝とも劣りません。