Plus

解説
3代目のMac。ここにきてSCSIポートとSIMMスロットを持つこととなり拡張性を手に入れました。日本でも相当数販売されてたので、新品から所有されている方も多いでしょう。初期の筐体はベージュで希少価値ですが、単に日焼けしただけと思われることも多いようです(^^;;。後期のPLUSはプラチナホワイトです。実はPlusにはもう1つバリエーションがあります。512K/512Keからのアップグレードです。アップグレード内容はマザーボードとフロッピードライブ(400KB->800KB, 512Keは元々800KB)とリアケースです。従ってフロントパネルは512Kと全くいっしょです。

仕様

CPU 68000 8MHz バススピード 8MHz
バス幅 16bit L2 キャッシュ 無し
FPU 無し 内蔵電池 4.5V 円筒型
オンボードRAM 0KB Max RAM(公称) 4MB
メモリータイプ 30pin SIMM メモリースロット数 4
FDD 3.5" 800KB HDD 無し
PDS 無し 拡張スロット 無し

Tips

Clock Plus

Plusの実用的でおしゃれな使い方です。用意するのは、After Dark2.0, Systemは6.0.7以降が良いでしょう。私は英語版6.0.8を使っています。After DarkのモジュールClockを使ってPlusを置時計にするだけですが、とても見やすいし、インテリアとしてもGoodです。おまけにPlusはファンもなく無音のため寝室でも気になりません。不要なモジュールを入れなければ、FDD1枚にSystemごと十分はいっちゃいます。
修理
筐体の開け方 背面の下側のトルクスネジ2個、上の取手のなかのトルクスネジ2個に電池Boxのトルクスネジ1個を外します。もちろんトルクスドライバーが必要ですね。そしてMacオープナーでカポッと開けます。Macオープナーがないとちょっと厳しいですね。
アナログボードの修理

一番多いのがアナログボードの不調です。画面がちらついたり、時々表示しなかったり、かすかに表示したりと症状はいろいろです。

アナログボード交換 128K,512K, Plusは基本的に同じなので予備のPlus のアナログボードと交換というのが一番簡単です
アナログボード半田割れ 実はこれが一番多いようです。128K〜PlusはFanを内蔵していないため、内部に熱がこもりその影響で半田やパターンが変質して接触不良をおこしています。特に弱いのがコネクタ部、トランス部の半田。ここを半田付けしなおすだけでOKになるケースがよくあります。
損傷部品の交換 ドライブ交換だけでは使えません。ROMの交換が必要です。512KeのROMなんてそうそう手に入りませんが、実はPlusのROMです。これだけで800KBフロッピーが使えます。
電池の交換 これは簡単ですね。4.5Vの電池です。単3と間違えないように。入手が難しくなってきていますが、Vintage Computerで新品をお取り扱いしています。
パワーアップ
メモリー増設

オリジナルは256KB*4で1MBですが、Max 4MBまで増設できます。しかしメモリースロットに装着するだけでは駄目です。R8, R9を次のように設定する必要があります。

 
1MB
2MB
2.5MB
4MB
SIMM 1&2
256KB
1MB
1MB
1MB
SIMM 3&4
256KB
256KB
1MB
R8
R9
アクセラレーター PDSもない Plusですが、CPUにソケットをかぶせる強引なアクセラレーターがあります。MicroMac Performa 030/16MHz です。現在では入手困難。
お似合いの周辺機器
HD-20
フロッピーインターフェースに接続する純正外付け20MB HDD。128KではInitが必要です。
SC 20, 40, 80 PlusならSCSI HDDも使用可能。本体の下に引く通称座布団。
外付けファン
iMacやG4 Cubeのようにファンレスで静かなのは良いのですが、連続運用は熱的にちょっと不安です。Kensingtonのシステムセーバー(通称ちょんまげ)やFunny MacFanが有名。