Macintosh II

解説

 Macintosh初のデスクトップ機で初めてカラー表示が可能になった機種でもあります。32bitの68020を搭載し、68000からの性能アップは飛躍的なものがありました。FPUも標準、6つものNubusスロットを装備し性能的には当時のパソコンの最先端を行くものです。800KBフロッピー仕様のノーマルIIと1.4MBフロッピーが使えるIIFDHDがあります。大きな筐体が目立ちますが、立てて使えますし、横置きでも奥行きが狭くまた大きな横幅もExtended KB IIとピッタリと意外とスペース効率に優れています。


仕様

CPU 68020 16MHz バススピード 16MHz
バス幅 32bit L2 キャッシュ 無し
FPU 標準 内蔵電池 3.6V*2 ボード上半田付け
オンボードRAM 無し Max RAM 公称  68MB (128MB)
メモリータイプ 30pin SIMM メモリースロット数 8
FDD 3.5" 800K/1.4MB HDD 3.5" /5.25"
PDS 無し 拡張スロット 6 Nubus

Tips
ノーマルII と IIFDHD

ノーマルIIとIIFDHDの本質的な違いはROMにあります。ノーマルIIでフロッピーとメモリーをアップグレードするにはIIFDHDのROMとPMMUが必要ですが、IIxのROMを流用することもできます。

 
メモリーユニット
フロッピー
ドライブ
最大メモリー
ノーマルII
AMU
800KB
8MB, PMMU装着で68MB (A1MBX4、B 16MBX4)
IIFDHD
PMMU
1.4MB
128MB (16MBX8)
HDDについて 純正のマウントは5.25インチ、3.5インチともに装着可能になっています。
修理
筐体の開け方 背面上部左右2カ所のノッチを押しながらトップカバーを外します。
電池の交換 ロジックボード上に3.6Vのリード線付き電池が付いています。交換は半田付けが必要です。
パワーアップ
メモリー増設

8MBを超える増設にはMODE32が必要です。これは32bitアドレッシングを可能にする機能拡張です。4MB以上のメモリーはPAL SIMMが必要で入手困難です。
MODE32; 32bitダーティーROMで32bitアドレッシングを可能にする機能拡張。リンクコーナーにダウンロードリンクがあります。

アクセラレーター PDSはありませんが、CPUソケットにつけるアダプターを介して装着可能なアクセラレーターがあります。

1. Sonnet Allegro Mac II
CPUをソケットから抜いて装着します。68030/33ですが、PMMUを内蔵しているのでメモリー増設が可能になります。
2. Daystar Universal PowerCache
最高030/50MHzのアクセラレーターです。キャッシュの効果でかなり速くなります。装着は専用のアダプターをCPU, AMUソケットに付けます。このアダプターはピンが非常に折れやすいので要注意。
3. Daystar Turbo 040
最強のIIのための必須アイテム。最高040/40MHzまでパワーアップします。ノーマルとは異次元のスピードです。尚、最終版ROM4.11以外では日本語環境で問題が起きる場合があります。PowerCacheと共通のアダプターを介して取り付けます。
4. Radius Rocket
Nubusスロットに挿す非常に変わったタイプのアクセラです。カード上に8つの30pinメモリースロットがあります。他のアクセラとは異なりMac上にもう一台Macを載せているような形になります。シリーズ最高の40MHz版Stage IIではRocketShareにより並列分散処理も可能になります。まさにMac on Macです。
アダプターが不要なので今や最も装着しやすいアクセラと言えるかもしれません。対応OSが7.0、7.1のみなのが惜しいところです。

お似合いの周辺機器
Extended KB I IIの筐体の幅にピッタリのサイズです。