Macintosh IIcx

解説

 筐体はフロッグデザインで後にIIci, Quadra 700と人気機種にも引き継がれています。縦置き横置きどちらにしてもバランスの良い筐体は現在でも非常に人気があります。内部的にはIIxのNubusスロットを3つに減らしたモデルと見ることができます。


仕様

CPU 68030 16MHz バススピード 16MHz
バス幅 32bit L2 キャッシュ 無し
FPU 標準 内蔵電池

3.6V

オンボードRAM 無し Max RAM 公称  128MB
メモリータイプ 30pin SIMM メモリースロット数 8
FDD 3.5" 1.4MB HDD 3.5"
PDS 無し 拡張スロット 3 Nubus

Tips
ROMとメモリー ROMは32bitダーティーで8MBを超えるメモリー増設にはMODE32が必要です。MODE32; 32bitダーティーROMで32bitアドレッシングを可能にする機能拡張。リンクコーナーにダウンロードリンクがあります。
IIciとの互換性 筐体はビデオポートの有無の違いがあります。他はロジックボード以外は同じでロジックボードも互換性があります。
修理
筐体の開け方 背面上部左右2カ所のノッチを押しながらトップカバーを外します。
電池の交換 ロジックボード上に3.6Vの電池です。
パワーアップ
メモリー増設

最大128MBまで増設可能ですが、8MBを超える増設にはMODE32が必要です。これは32bitアドレッシングを可能にする機能拡張です。

ロジックボード交換 ロジックボードの取り付けは同一筐体のIIciだけでなく、Quadra 700やPowerMac 7100などとも基本的に同じです。

IIci 筐体のビデオポート部の加工の必要があります。030/25MHzになりますが、各種アクセラレーターがアダプター無しで使用可能になるのでメリットは大きいです。
Quardra 700 背面のポートが異なるので、ポート穴の加工が必要になります。
PowerMac 7100 ロジックボード形状は基本的に同じで若干の取り付け部加工のみで取り付け可能です。もちろん、ポート穴の加工も必要。また7100の電源ユニットに交換必要です。
アクセラレーター PDSはありませんが、CPUソケットにつけるアダプターを介して装着可能なアクセラレーターがあります。

1. Daystar Universal PowerCache
最高030/50MHzのアクセラレーターです。キャッシュの効果でかなり速くなります。装着は専用のアダプターをCPU, ソケットに付けます。このアダプターはピンが非常に折れやすいので要注意。
2. Daystar Turbo 040
最強のIIのための必須アイテム。最高040/40MHzまでパワーアップします。ノーマルとは異次元のスピードです。尚、最終版ROM4.11以外では日本語環境で問題が起きる場合があります。PowerCacheと共通のアダプターを介して取り付けます。
3. MicroMac Carerra 040
Turbo 040と人気を2分する040アクセラレーター。 最高45MHz版があります。こちらも専用のアダプターが必要
4. Radius Rocket
Nubusスロットに挿す非常に変わったタイプのアクセラです。カード上に8つの30pinメモリースロットがあります。他のアクセラとは異なりMac上にもう一台Macを載せているような形になります。シリーズ最高の40MHz版Stage IIではRocketShareにより並列分散処理も可能になります。まさにMac on Macです。
アダプターが不要なので今や最も装着しやすいアクセラと言えるかもしれません。対応OSが7.0、7.1のみなのが惜しいところです。

お似合いの周辺機器
CD 150e/300e
CDのないIIcxによく似合います。