Macintosh IIfx

解説

 030/40MHzの最強の030機です。当時の最高峰の名に恥じず新技術がてんこ盛りでした。入出力バスを分離した64pinメモリー(IIfx専用)、DMA-SCSIの採用、専用PDSと高性能化のため独自設計となっており他機種との互換性が乏しく買うときも買った後も非常にお金のかかるマシーンでした。
DMA-SCSIは現在のDMA-ATAを先取りするような技術でCPUを介さずに直接SCSIデバイスとメモリーがデーター転送する仕組みです。結局対応デバイスが発売されることはなく、真価を発揮できませんでした。 DMA-ATA全盛ですが、やっと時代がIIfxに追いついたのかもしれません。


仕様

CPU 68030 40MHz バススピード 40MHz
バス幅 32bit L2 キャッシュ 32KB
FPU 標準 内蔵電池 3.6V
オンボードRAM 無し Max RAM 公称  128MB
メモリータイプ 64pin SIMM メモリースロット数 8
FDD 3.5" 1.4MB HDD 3.5" /5.25"
PDS IIfx PDS 拡張スロット 6 Nubus

Tips
ROM ROMはSE/30を32bitクリーンにするのに利用できます。
HDDについて 純正のマウントは5.25インチ、3.5インチともに装着可能になっています。
修理
筐体の開け方 背面上部左右2カ所のノッチを押しながらトップカバーを外します。
電池の交換 ロジックボード上に3.6V電池が付いています。
パワーアップ
メモリー増設

64pinの専用SIMMが必要です。4MBはVintage Computerに在庫ありです(2000/10現在)。16MBは入手困難。

アクセラレーター IIfxは独自設計が多く、既にAppleによって極限近くチューンアップされていたせいもあってか、アクセラレーターはあまり発売されていません。
1. MicroMac Speedy
現在(2000/10)でも新品が入手可能なクロックアップキットです。 ̄50MHzまで可変。
2. Nexus fx
CPUを55MHzまでクロックアップし、L2キャッシュを128KBにするキット。アクセラと言うより改造キットと言った方がいいでしょう。メモリーコントローラーからジャンパー線を引き出したり、ロジックボードからチップ抵抗を外したりパターンカットしたりと取り付けはキットとしてはかなり大変です。
3. TokaMac II FX
PDS用の正統なアクセラと言えばこの製品くらいだと思われます。040/33MHzです。
4. Radius Rocket
Nubusスロットに挿す非常に変わったタイプのアクセラです。カード上に8つの30pinメモリースロットがあります。他のアクセラとは異なりMac上にもう一台Macを載せているような形になります。シリーズ最高の40MHz版Stage IIではRocketShareにより並列分散処理も可能になります。まさにMac on Macです。
今や最も装着しやすいアクセラと言えるかもしれません。対応OSが7.0、7.1のみなのが惜しいところです。

お似合いの周辺機器
FWB Jackhammer Nubus SCSIカード
最強の030機にふさわしい、最強のSCSIカードです。

Extended KB I IIの筐体の幅にピッタリのサイズです。