Macintosh IIsi

解説

 LCとIIciの間を埋めるべく発売されたモデルです。筐体はピザボックススタイルの1つですが、LCシリーズより背が高くIIsi専用筐体となっています。拡張にはアダプターが必要となるため、アップグレードしにくいと言われましたがそのバリエーションは意外なほどたくさんあります。アダプターをうまく使いこなすのがアップグレードの楽しみといえます。


仕様

CPU 68030 20MHz バススピード 20MHz
バス幅 32bit L2 キャッシュ 無し
FPU オプション(アダプター上) 内蔵電池

3.6V

オンボードRAM 1MB Max RAM 公称  65MB
メモリータイプ 30pin SIMM メモリースロット数 4
FDD 3.5" 1.4MB HDD 3.5"
PDS 030 PDS 拡張スロット PDSにNubusアダプター可能

Tips
ROM SIMM

極初期のIIsiにはROM SIMMが搭載されています。このROM SIMMはSE/30を32bitクリーンにするのに使えますので、人気が高いですがなかなか見つかりません。以後の機種にはスロットのみ残っていますがROMはオンボードになっています。

PDS アダプター

拡張用に用意されているのはPDSスロットのみです。高さの制限もありここに直接挿せるのはイーサーカードくらいです。このPDSは基本的にSE/30と共通です。以下のようなアダプターがあります。

PDSアダプター 単純に向きを変えたのみです。SE/30用のビデオカードなどが使用可能になります。
Asante Ethernet Card イーサーカードですがPDSパススルースロットがありPDSアダプターの役目も兼ねます。
Nubusアダプター Nubusアダプター。ビデオカードに使うのが一番でしょう。意外にもフルサイズカードが入ります。
Cache + PDS IIciのCacheスロット相当とPDSの二股です。Cacheには各種アクセラを装着可能です。
Cache + Nubus IIciのCacheスロット相当とNubusの二股です。アクセラと高速ビデオカードの組み合わせはかなり強力です。
Turbo 601用 Cacheスロットに挿すTurbo 601ですが、上記アダプターは物理的に干渉してしまい使えません。専用のアダプターが必要です。

 

修理
筐体の開け方 トップカバー後部両端のノッチを引き上げながらカバーを外します。超簡単です。
電池の交換 ロジックボード上に3.6Vの電池です。
パワーアップ
メモリー増設

16MBx4で65MBまで増設可能です。

クロックアップ

ロジックボード上の4pinオシレーターの40MHzを50MHzに交換することによって030/25MHzにクロックアップ可能です。元が低速だけに効果は十分体感できます。

アクセラレーター

各種アダプターを使用してアクセラレーターを装着可能です。

1. Daystar Universal PowerCache
最高030/50MHzのアクセラレーターです。キャッシュの効果でかなり速くなります。
2. Daystar Turbo 040
最高040/40MHzまでパワーアップします。ノーマルとは異次元のスピードです。尚、最終版ROM4.11以外では日本語環境で問題が起きる場合があります。
3. Daystar Turbo 601
030機が一足飛びにPowerPC化できる最強アクセラ。66MHz版と100MHz版があります。専用アダプターが必要です。しかし、Cache+PDSまたはNubusの二股アダプターが使えないのは単にTurbo 601がHDDに物理的に干渉するためです。そこで、外付けHDDを使い内蔵HDDは外してしまえば二股アダプターが使用可能となり他のカードと共存できます。
4. MicroMac Carerra 040
Turbo 040と人気を2分する040アクセラレーター。 最高45MHz版があります。

お似合いの周辺機器
Asante Maccon SE/30, IIsi用10Base-T Ethernet Card
Tipsでも紹介したとおり、PDSスロットに直接挿せるカードです。また、FPUスロットとPDSパススルースロットがあり更なるパワーアップに威力を発揮します。