Macintosh IIvi

解説

 IIvxとともに初のCD-ROMドライブ搭載機として、歴史的意味のある一台ですが性能的に発売当時既に時代遅れで、すぐに040搭載のCentris 650が同価格帯で発売されたためとにかく評判の悪かった機種です。現在でも初のCD-ROMドライブ搭載機としてより、Mac史上の最も人気のない機種として有名です。しかしながら、今振り返るとなかなか遊べる面白い機種です。


仕様

CPU 68030 16MHz バススピード 16MHz
バス幅 32bit L2 キャッシュ 無し
FPU オプション 内蔵電池

3.6V

オンボードRAM 4MB
Max RAM 公称 
68MB
メモリータイプ 30pin SIMM メモリースロット数 4
FDD 3.5" 1.4MB HDD 3.5"
PDS IIci互換Cacheスロット 拡張スロット Nubus x 3

Tips
電源 IIci、Quadra 700と同系統の電源ですが、CD-ROM搭載のため電源が強化されており7100と共通のものを使っています。そのため、IIciやQuadra 700 の強化電源として利用可能です。
修理
筐体の開け方 背面真ん中上部のマイナスネジを緩めて筐体カバーを手前に引き抜きます。かなり固いので気合いが必要です。金属シャーシで指を怪我しやすいので要注意。
電池の交換 ロジックボード上に3.6Vの電池です。
パワーアップ
メモリー増設

16MBx4で68MBまで増設可能です。

ロジックボード交換 Centris/Quadra 650、PowerMac 7100と同一構造の筐体のため、背面ポート穴加工とLB取り付け部の加工をすれば入れ替え可能です。電源の強化を必要としないのとCDが付いているのが嬉しいところです。PowerMac 7100ロジックにG3カードでIIvi改G3というのも面白いところです。

ポート加工して7100のロジックを入れたIIvx
アクセラレーター

マイナーな機種ですが、IIciと同じキャッシュスロットがあるので各種アクセラが利用可能です。

1. Daystar Universal PowerCache
最高030/50MHzのアクセラレーターです。キャッシュの効果でかなり速くなります。
2. Daystar Turbo 040
最高040/40MHzまでパワーアップします。ノーマルとは異次元のスピードです。尚、最終版ROM4.11以外では日本語環境で問題が起きる場合があります。
3. Daystar Turbo 601
030機が一足飛びにPowerPC化できる最強アクセラ。66MHz版と100MHz版があります。
4. Fusion Data Systems, TokaMac
最高040/40MHz。特に日本ではマイナーでレアなアクセラですが性能的には侮れないものがあります。128KB L2キャッシュを搭載し同スペックのTurbo040を凌ぐベンチ結果を叩き出します。漢字Talk7.5.5でも特に問題なく動作しました。
5. MicroMac Carerra 040
Turbo 040と人気を2分する040アクセラレーター。 最高45MHz版があります。

お似合いの周辺機器
PLI SCSI-2カード IIvxは最強を狙うより、実用的な仕様を狙う方が似合っている気がします。10MB/secのPLI SCSI-2カードなんかいかがでしょうか?