Macintosh LC 630
解説
 高性能、低価格、拡張性の3拍子揃った機種で大ベストセラーとなった機種です。当時としては高速な040/33MHz CPUにPDS, CS, Video-inスロットを装備しており、LC(ローコストカラー)の概念を覆す設計となっています。モニターが付属したPerforma 630の他、米国ではビジネス用のQuadra 630、Performa 635, 636, 637, 638と多くのバリエーションが存在しました。

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仕様

CPU 68LC040 33MHz バススピード 33MHz
バス幅 32bit L2 キャッシュ 無し
FPU 無し 内蔵電池

3.6V

オンボードRAM 4MB Max RAM 公称  36MB
メモリータイプ 72pin SIMM メモリースロット数 1
FDD 3.5" 1.4MB HDD 3.5" IDE
PDS LC III PDS 拡張スロット CS

Tips
HDDについて この機種より初めてIDE HDDが採用されました。遅い、信頼性に欠けると当初は酷評されましたが、むしろこれは純正ドライブ単体の特性だったようです。今となっては、このおかげで安い大容量HDDを利用することが可能です。
修理
ロジックボードの取り出し方 背面カバーの上側のノッチ2つをあげながらカバーを外します。後はボードを引き出すのみ。
電池の交換 ロジックボード上の4.5V角形の電池です。
パワーアップ
メモリー増設

オンボード4MBと32MB SIMMで公称最大36MBです。64MB SIMM、128MB SIMMも認識可能で最大132MBまで増設可能です。メモリーによっては認識できないものもあるので、LC 630対応のものを選んだ方が無難です。Vintage Computer では対応品を取り扱いしています。

FPU増設

標準ではFPU無しの68LC040が採用されています。FPU付きの68040に交換するだけでFPU付きとなります。33MHz版あたりが入手が容易です。Vintage Computer, LLC (2000/11月現在)でもお取り扱いしています。

クロックアップ

チップ抵抗の移動によりコスト0で40MHzのクロックアップが可能です。

R153
R155
R156
R149
33MHz
実装
非実装
実装
非実装
40MHz
非実装
実装
非実装
実装
アクセラレーター Daystar/Apple PowerCard 66/100

DaystarとAppleから発売されたPPCカードです。Apple製はOEM品で同じものです。
Apple では本カードは588非対応としていますが、実際は問題なく使用できます。100MHz版はDaystarのみです。66MHz版は元のクロックの2倍、100MHz版は3倍で動作します。尚、メモリーは残念ながら36MBまでしか認識できません。
ロジックボード交換

無改造でCodycepsとGazelleのPPCロジックボードを入れることができます。特にGazelleは高性能なのでお奨め。またAlchemyも3.3Vの電源供給のみで使用可能になります。Alchemy/Gazelle化すればG3化も可能。GazelleのG3化は、Alchemy同様3.3Vの供給が必要となります。

お似合いの周辺機器
Apple TV/Video System Macの画面でテレビが見られるのは、この機種の特権です。テレビを見ながら作業ができるだけでなく、画面をキャプチャーできるなど、実用面でのメリットもあります。