Quadra 700

解説

 Quadraシリーズ中最も人気の高い機種と言っていいでしょう。筐体はIIciの流れを汲むものですが、縦置きを前提にしたデザインはさらに引き締まった感じがします。Quadra 900とともに初の68040を搭載した機種です。システムバス直結の内蔵ビデオと040パワーの組み合わせで基本性能はそれまでの最高峰IIfxを軽く凌ぎ、しかも価格は遙かに安くベストセラーとなりました。拡張性の点では、メモリー、Nubusスロットとも少な目で弱点となっています。

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仕様

CPU 68040 25MHz バススピード 25MHz
バス幅 32bit L2 キャッシュ 無し
FPU 標準 内蔵電池

3.6V

オンボードRAM 8MB Max RAM 公称  68MB
メモリータイプ 30pin SIMM メモリースロット数 4
FDD 3.5" 1.4MB HDD 3.5" SCSI
PDS 040 PDS 拡張スロット Nubus x 2

Tips
PDSとNubusスロット

Nubusスロットは2つありますが、1つはPDSと一列に並んでおり同時利用は不可能です。パワーアップは慎重に計画する必要があります。

修理
筐体の開け方 トップカバー後部左右のノッチを上げてカバーを開けます。超簡単ですが、電池交換、メモリー、V-RAM取り付けには、電源、FDD & HDD マウントの取り外しが必要になります。電源はFDD & HDD マウントのノッチを押しながら上に引き抜きます。コツをつかめば数秒で外せますが、指が痛いです。
電池の交換 ロジックボード上に3.6Vの電池です。交換には、電源、FDD & HDD マウントの取り外しが必要になります。
パワーアップ
メモリー増設

オンボード4MBと16MB 30 pin SIMM4枚でで最大68MBです。取り付けには、電源、FDD & HDD マウントの取り外しが必要になります。

V-RAM増設

オンボード512KBと512KB V-RAM SIMM6枚でで最大2MBです。取り付けには、電源、FDD & HDD マウントの取り外しが必要になります。

クロックアップ

CPU横のオシレーターを交換することにより、クロックアップ可能です。50MHzのオシレーターを66MHzに交換すると33MHzで動作します。

アクセラレーターアクセラレーター

Sonnet QuadDoubler

PDSを使わずCPUソケットに挿す040のアクセラです。元のクロックの2倍で動作し、50MHzまで動作保証されています。 ノーマルの場合、40MHz動作となりますので上記クロックアップを応用して50MHz動作させたいところです。

Apple PowerPC Card 66

Appleから発売されたPPCカードです。元のクロックの2倍で動作しますのでノーマル+PPCカードではPPC 601/50MHzとなってしまいます。ぜひとも上記クロックアップを併用したいところです。

Daystar PowerPro 100

元のクロックの3倍または4倍で動作します。3倍、4倍の切り替えはカード上のジャンパーピンJ2を使います。上側で4倍、下側で3倍となります。1MBのL2 Cacheを搭載しておりかなり速くなります。

Daystar PowerPro 80

元のクロックに関係なく、80MHzで動作します。カード上に64bit busの72pin SIMMスロットが4つありPPCの能力を最大限に発揮できます。メモリーは2枚セットでの増設が必要になります。80MHz動作ながらオプションのL2 Cacheを搭載すれば100MHz版より高速な動作が期待できます。

ロジックボード交換

PowerMac 7100と筐体は基本的に同じですので、ロジックボードの移植が可能です。背面ポートの加工が必要となります。

お似合いの周辺機器
AAUI Ethernet トランシーバー

Ethernet標準なので、今でも使い道が広いですね。端子がAAUIでRJ-45コネクタを直接つなげないので、トランシーバーが必要になります。