Quadra 800

解説

 第2世代のQuadraです。この機種で初めて採用された筐体は、その後840AV、8100、8500へと受け継がれ長い間ハイエンド機のシンボルとなりました。拡張ベイも余裕があり優れた筐体ですが、メモリー増設でもほとんど全分解が必要で、メンテナンス性に問題がありました。また同一筐体の強みで、Appleからの8100への正規アップグレードも存在しました。

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仕様

CPU 68040 33MHz バススピード 33MHz
バス幅 32bit L2 キャッシュ 無し
FPU 標準 内蔵電池

3.6V

オンボードRAM 8MB Max RAM 公称  136MB
メモリータイプ 72pin SIMM メモリースロット数 4
FDD 3.5" 1.4MB HDD 3.5" SCSI
PDS 040 PDS 拡張スロット Nubus x 3

Tips
拡張ベイのベゼル

上から3段あるリム-バブルドライ部用の拡張ベイ。最上段は5.25インチ、2, 3段目は3.5インチ用ですがベゼルは全て互換性があります。なぜか最上段用として販売されている3.5インチ用のベゼルは最上段だけでなく2段目や3段目にも使用可能です。

修理
筐体の開け方 背面のネジを外すとカバーが外れます。ここまでは簡単。この状態で拡張カードやドライブ類の取り付けができます。メモリー増設には全分解が必要。ロジックボードのケーブルを外し、拡張カードを外し、パワースイッチを外し、ロジックボードブラケットのセンターネジを外します。これで、ロジックボードを前にずらして筐体から取り外します。
電池の交換 ロジックボード上に3.6Vの電池です。
パワーアップ
メモリー増設

オンボード8MBと32MB 72 pin SIMM4枚でで最大136MBです。64MB、128MB SIMMは容量通り認識できないようです。

クロックアップ

Nubus横のオシレーターを交換することにより、クロックアップ可能です。交換は大変ですので、右図のような配線で増設することでクロックアップできます。オシレーターの2倍の周波数(図の場合40MHz)となります。個体差により、40MHz以上でも安定動作する場合もありますが、36MHzくらいが限界の場合もあります。
また、R151チップ抵抗を外してR152に1.2kΩ のチップ抵抗を付ける必要があります。これをやらないと、シリアルポートが使えなくなります。

アクセラレーター

Apple PowerPC Card 66

Appleから発売されたPPCカードです。元のクロックの2倍で動作します。

Daystar PowerPro 100

元のクロックの3倍または4倍で動作します。3倍、4倍の切り替えはカード上のジャンパーピンJ2を使います。上側で4倍、下側で3倍となります。1MBのL2 Cacheを搭載しておりかなり速くなります。

Daystar PowerPro 80

元のクロックに関係なく、80MHzで動作します。カード上に64bit busの72pin SIMMスロットが4つありPPCの能力を最大限に発揮できます。メモリーは2枚セットでの増設が必要になります。80MHz動作ながらオプションのL2 Cacheを搭載すれば100MHz版より高速な動作が期待できます。

ロジックボード交換

PowerMac 8100と筐体は基本的に同じですので、ロジックボードの移植が可能です。背面ポートの加工が必要となります。

お似合いの周辺機器
RasterOps PainBoard Prism GT

オンボードビデオ性能はQuadra 700よりも劣るので、やはり高性能ビデオカードが欲しいところ。昔は高嶺の花だったRasterOps PainBoard Prism GTはいかがでしょうか?