| 1. 基本スペック |
真っ先に上げられるのが、CPUクロック、L2/L3キャッシュの容量だ。これが同じであれば、基本的な性能はほとんど違いがないと考えて良い。
後は基本的には、価格や好みで決めればよい。細かい部分では、使用方法によって異なる面もあるので、以下解説していく。 |
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| 2. 7447
Firmware アップデート方法 |
7447 CPUを使用するには、やや面倒なFirmwareのアップデートが必要だ。メーカーによって、Firmwareのアップデート方法は異なるので、注意が必要だ。尚、これらのFirmware
アップデートに互換性はない。また、他社のFirmwareアップデートが施されていると、Firmwareのアップデートがうまくいかないので、実施前にアンインストールが必要になる。 |
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Sonnet
Firmwareのアップデートは、OS 9環境で行う必要がある。既にOS
9を削除している方もいるかもしれない。 この場合は、OS 9のインストールから必要になるので、少々面倒だ。 |
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Giga Designs
OS X環境から Firmwareのアップデートを行う必要がある。OS 9専用の利用で、OS Xを持っていない方には、お勧めできないことになる。 |
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PowerLogix
付属のCDから起動してアップデートを行う。OS 9のみOS Xのみいずれの環境でもアップデートが可能で、スマートな方法と言える。ただし、OpenFirmware画面上での操作となり、英語のテキストの指示を読みながらキーボードでの操作となる。つまりマウスは一切使用せず、お馴染みのGUIの操作ではない。 |
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Newer Technology
PowerLogix と同様である。 |
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| 3. OS
9対応 |
| 各メーカーで結構差があるのがOS
9対応。その1の繰り返しになるが改めて比較してみたい。7447 CPUは、元々OS 9にネイティブに対応していないため、パッチが必要となる。この方式が、各社各様である。製品によっては、OS
9の常時使用はお勧めできないので注意が必要である。 |
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Sonnet
現在のラインナップは、1GHz〜1.4GHzの7455系と、1.6/1.8GHzの2種類のCPUを使用している。7455系は、OS
9にネイティブ対応しており、基本的には取り付けるのみで動作する。(純正のFirmware アップデートは必要)
ネイティブ対応だけに、互換性の問題はほとんどなく、OS 9の使用にはもっともお勧めできる。
7447系は、
OS 9専用のパッチが必要だが、これはFirmwareのアップデートに含まれている。Firmwareはデーターが消えてしまうことはまずないので、これは大きな安心感だ。7447
CPUでOS 9を活用したい場合は、最もお勧めできる選択である。
他社ではデュアルCPUカードでも、シングル動作となるがSonnetだけはデュアル動作となる。 |
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FastMac
ラインナップは、OS 9ネイティブ対応の7455のみ。ネイティブ対応だけに、互換性の問題はほとんどなく、OS
9の使用にはもっともお勧めできる。 |
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Giga Designs
OS 9のパッチは、OS Xからインストールし、PRAMに記憶される。すなわち、PRAMクリアや電池切れ、電池交換、CUDAリセットなどで、パッチは消失してしまう。こうなると、OS
9起動は不可能で、 再度OS Xからパッチのインストールが必要になる。
これはOS 9を頻繁に使用するユーザーにとっては、やっかいな仕様と言える。また、OS 9起動時には、「キャッシュメモリに問題があります」というエラーメッセージが表示され不安になるが、仕様である。
あくまでOS Xメイン使用で、いざというときのためにOS 9起動も可能となっている、と理解した方が良いと言える。
デュアルCPUカードでも、OS 9起動時はシングル動作となる。 |
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PowerLogix
OS 9のパッチは、付属のCDから起動してインストールを行い、PRAMに記憶される。Giga同様S 9を頻繁に使用するユーザーにとっては、お勧めできない。
デュアルCPUカードでも、OS 9起動時はシングル動作となる。 |
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Newer Technology
PowerLogix と同様である。OS 9を頻繁に使用するユーザーにとっては、お勧めできない。
デュアルCPUカードでも、OS 9起動時はシングル動作となる。 |
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| 4. クロック設定とソフトウェア |
| クロックの設定もメーカーの特徴が現れる部分である。自動設定、ジャンパー、ディップスイッチなど設定方法は様々。また、Firmwareアップデート/OS
9パッチ以外の付属ソフトを紹介する。 |
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Sonnet
Simply Fast をキャッチフレーズにするSonnetは、できるだけ設定を簡略化する配慮がされており、G4用G4カードのクロックは自動設定で何もする必要がない。100MHz
Bus、133MHz Busいずれのマシンでも、自動認識されて必要な倍率に自動設定される。
非常に簡単で素晴らしい機能だが、オーバークロックや動作状況に応じてクロックを低めに設定することは不可能だ。
付属ソフトにはSonnet Cacheがある。名前からは、キャッシュを認識させるためのソフトと思えるが、G4用G4カードでは、キャッシュはソフト無しで常に認識される。
G4カードにおけるSonnet Cacheの役割は、クロックをOS Xのシステムプロファイラー上で正しく表示させることにある。多くのクロックでは、ソフト無しでも正しくクロックが認識されるので、その場合は不用である。
OS 9用には
、Metronomeがインストールされる。これは、クロックなどの動作状況をを正しく表示するユーティリティだ。
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FastMac
ジャンパーでクロックを設定する。設定が必要となるのは、この部分のみだ。
ソフトは付属せず、クロック設定のみで仕様通りに動作する。ただし、一部のクロックではシステムプロファイラーでは正しく表示されない。 |
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Giga Designs
ディップスイッチでクロックを設定する。
ディップスイッチ以外に、コア電圧調整用ジャンパーが存在するがこの設定方法は公開されておらず、不調時にサポートの指示通りに調整を行うことになっている。このジャンパーを不用意に変更すると、致命的な不具合をおこす場合があるので、サポートの指示以外では変更しないように気をつけよう。
付属ソフトには、GigaMeterがある。これは、OS Xのシステムプロファイラー上でクロックを正しく表示させるほか、動作を安定させる役目もある。ソフト無しでもクロックは正しく表示されることも多いが、必ずインストールしておこう。
尚、このソフトはGigaの製品専用であるが、他社製品でも有効に機能するという報告もある。
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PowerLogix
製品は、100MHz Busマシン用、133MHz Busマシン用と別れており、基本的にクロック固定である。実はヒートシンクを外すとディップスイッチが隠されており、ここでクロックの変更も可能になっている。ただし、ディップスイッチは封印がしてあり、ユーザーの調整は明確に禁止されている。(それ以前に、ヒートシンクを外すことも保証対象外となる行為)
付属ソフトは、CPU Director。クロックの表示、キャッシュのコントロールだけでなく、7447
CPUでは、DFSやPower Management 機能も有効になるなど、大変高機能なソフトである。DFSやPower
Management 機能を有効にすることで、より低い温度での運用が可能となる。DFSやPower
Management 機能は、同社とNewerの製品でしか機能しない。
残念ながら、OS のアップデート対応が遅れ気味で、9/18時点の最新版は10.4.6まで対応で、最新の10.4.7には数ヶ月も対応していない。メーカーでは、CPU
Director 無しで最新OSで運用しても、特に問題ないと表明している。しかし、こちらでは10.4.6に留まるよう勧めている。Vintage
Computerとしては、やはり低い温度で動作させる方が寿命など有利な面が多いので、CPU
Director の対応するOSで運用することをお勧めする。 特に、2.0GHz シングル、1.8GHz
デュアル、1.6GHz Dual for Cube などのシリーズトップモデルは、CPU
Director の対応するOSでの運用をお勧めする。
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Newer Technology
ディップスイッチで、ユーザーがクロック設定可能になっている。デュアルの場合、2つのスイッチで個別に設定する。 |
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| 5. 信頼性、メーカーサポート |
多数のブランドの製品を扱うVintage
Computerだからこそわかる各社の差。なお、メーカーサポートについては、あくまでメーカーとVintage
Computer 間でサポートを受ける場合についてである。
メーカー各社、必ずしもベストなサポートではない面もあるが、その様な場合でも御客様に極力ご迷惑をかけないよう、Vintage
Computerでは対応を心がけている。Vintage
Computerでは、独自にテストを行い、交換用の在庫もできるだけ用意し、迅速な対応を心がけている。
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Sonnet
圧倒的に長年CPUカードのトップメーカーとして君臨してきた、Sonnet。それだけにブランド力は強く、信頼感も大きいと言っていいだろう。
サポートについても非常にキッチリしているが、トップメーカーだけにちょっと小回りが効かない面も感じられる。
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FastMac
オーソドックスな仕様の製品だけに、信頼性も良好。また、メーカーサポートの対応の良さや小回りが効く点は特筆物。
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Giga Designs
製品の信頼性について改善を進めており、現在ではトップクラスの信頼性を誇る。
メーカーサポートは基本的に問題ないが、たまにレスポンスが悪い時があるのが気になるところ。
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PowerLogix
旧PowerLogixでは、一時全くサポートが機能しなかったり混乱した様子が見られた時期もあった。
OWCの傘下に入り態勢が再構築され、現在では大きく改善されている。
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Newer Technology
OWC社傘下で復活した、Newer ブランド。まだ出たばかりの製品なので、製品の信頼性の評価はこれからとなる。
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