本記事掲載当時、G2 Mac
を1GHz化する製品は存在しなかったのでこの改造を行いましたが、その後 G2
Mac用G3/1GHzカードがPowerLogixより製品として発売されました。性能的には本改造と同等ですが、価格・冷却ともに製品版の方が有利ですので、こちらをお薦めいたします。
根強い人気のG2 Power Mac。念のため解説しておくと、別名PCI Power
Macとも呼ばれるベージュ筐体のモデルでG3より1 Generation 前のモデルである。機種名としては、Power
Mac 7300, 7500, 7600, 8500, 8600, 9500, 9600 辺りになる。CPU的には、PPC
601 100MHz から604e 350MHz まで。G2 Mac のCPU アップグレードとしては、長い間Sonnet
Crescendo/PCI G4 800MHz が最高峰として君臨してきた。2002年7月の発売なので、2年近くこの状況が続いていることになる。
CPUが2世代も新しくなるため性能アップは著しいが 、ここまでくればなんとか1GHzの声を聞きたいところだ。しかし、今のところそうした製品は販売されていない。そこで既存のパーツを使って1GHz越えにチャレンジする。
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1GHz |
1. 1GHz越えの計画
主役となるCPUカードは、PowerLogix Zif 750 GX 1GHz カード。これでピンときた方が多いだろう。ZIFタイプのCPUカードを、G2
Macで使うためのZIF キャリアカードを使って、1GHzを狙うわけだ。果たして起動してくれるか? また、750 FX 900MHz
カードもテストしてみる。
ベースマシンのスペック
項目 |
仕様 |
解説 |
ベースマシン |
Power Mac 7600/180MHz |
デスクトップ筐体 |
OS |
Mac OS 9.1 |
Apple 公認の最終OSを選んだ。これでOKなら、OS Xも問題ないはず。 |
メモリ |
512MB (128MB 4枚) |
インターリーブあり |
その他 |
SCSI 4.3GB HDD、PCI カード無し。 |
無用なトラブルを避けるため、標準に近い構成とした。 |
2 物理的な干渉
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キャリアにZIFカードを載せ、その上に放熱板、必要があればその上にファンを乗せるわけで、かなりの高さになる。高クロックカードだけにできればファンで冷却したいが、物理的にはかなり厳しい。今回は、以下のメニューを用意した。
大型ヒートシンク+ファンはデスクトップでも収まらないが、筐体を開いた状態では装着動作せられるので、テストケースとして用意した。 |
構成 |
高さ |
物理的干渉 |
7300, 7500, 7600,
8600, 9600
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8500, 9500 |
小型ヒートシンク |
25mm |
OK |
OK |
小型ヒートシンク+ファン |
35mm |
ギリギリ干渉 |
NG |
大型ヒートシンク(ベージュG3用) |
34mm |
OK |
NG |
大型ヒートシンク+ファン |
44mm |
NG |
NG |
3. いよいよ起動
| 上写真のベージュG3用大型ヒートシンクを装着した状態で、起動してみる。あっけなく起動音がして起動が始まる。ドライバーのCPU
Directorが読み込まれクロックが表示。450MHzで動作しているようだ。起動後、いよいよCPU
Directorで1GHzに設定してみる。さて、その結果は次ページをどうぞ! |
その2 結果
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