4. 起動成功! しかし・・・
ついに1GHzで起動した。CPU Speed が1001MHzと表示され、1GHzを越えているのが何となく嬉しい(^_^;)。
ところが!
原因は熱暴走だった。そこで小型のファン付きにしたところ、1GHzで安定動作した。 このファンは、筐体と干渉することから現実には装着は難しい。今回はテスト目的のため、筐体を開けたままの状態で装着する。
各仕様でテストした結果を次に示す。
後日トライした比較的簡単に実施できる冷却対策の実例を2例下に紹介した。
5. 冷却仕様別テスト結果
冷却対策の実際を2例
デスクトップ筐体のドライブベイの後ろに大型のファンを装着してみた。ここの壁には通風口が開いており、大きめのファンならここから十分冷却できる。80mmファンの効果は抜群、ただしかなりうるさくなってしまった。50mm程度のファンでもOKではないかと思う。
キャリアカード上の鉄板を外して、ヒートシンク上部にファンを装着した。比較的簡単に設置できる。 効率が少々悪いが、今回の環境ではこちらでも1GHzで問題なく動作した。
電源の配線は今回は別経路で通したが、矢印の壁は取り外しが可能なので、ここを通してドライブの電源から分岐すると楽。
8600/9600筐体ではアース金具を取りはずす必要があります。
6. ベンチテスト結果
7. 考察
こりゃすごい! G4/800MHzに対して圧勝である。1GHzではもう少しでCPUが3000に迫る勢い!G2 Macでここまでいけるとは予想以上の効果だった。 更に注目すべきは、750FX 900MHzの健闘ぶり。 G4/800MHzに大差を付けるとともに、750GX 1GHzにも迫るスコアを叩きだしている。1GHzパワーは魅力だが、上述したようにG2 Macでは熱対策が必須である。750FX 900MHzではその必要性が小さいので、こちらを選択するのも有効かもしれない。 また今回OS Xではテストをしていないが、ベージュ/青白G3 + 750GX 1GHzではOS Xの方が発熱が小さくより安定している。G2 MacでもOS Xの方が、安定動作が期待できるかもしれない。 尚、 Norton System Info では、G4のAltivecの効果が反映されない。そのため、PhotoshopやMP3 エンコード処理などでは、結果が逆転することも考えられる。この結果は、Altivec非対応のソフトでの処理能力を代表していると考えて欲しい。
8. パーツの入手
この改造の最大の鍵は、現在は入手困難なキャリアカードの入手にあります。そこで、Vintage Computerでは限定数ながら、キャリアカードとCPUカードのセット販売を開始しました(2004/6月)。750GX 1GHz + キャリアカードと、750FX 900MHz + キャリアカードの2種類を用意しております。尚、本テスト結果でもおわかりの通り、特に750GXは環境に応じた冷却対策が必須です。その点を十分ご承知の上、御購入ください。冷却対策が不安な方は、750FX 900MHzキットをお薦めします。
その1 計画編