FastMac Power Mac G4 用CPUアップグレードカード(デュアルファン)の日本語解説

英語マニュアルでは不足と思われる点を補足して解説します。付属の英語マニュアルもあわせてご確認ください。


1. 対応機種

対応機種は、Power Mac G4 AGP Graphics, Gigabit Ethernet, Digital Audio, QuickSilver 2001, QuickSilver 2002 です。

 
2. 対応 OS
OS 9.2.x またはOS X に対応します。OS 9.1等では、起動できませんのでご注意ください。
 
3. 取り付け前の注意事項
ドライバーソフトは必用ありません。Firmware が最新でない場合、Apple が提供する最新のFirmware にノーマルCPUでアップデートする必用があります。
QuickSilver 2001/2002:アップデートの必用はありません。
AGP Graphics, Gigabit Ethernet, Digital Audio の場合
システムプロファイラでブート ROMのバージョンを確認します(OS 9.2, OS X どちらでも確認可能)。バージョンが最新の4.28f1(2005/1月現在)であれば、アップデートの必用はありません。それ以前であれば、こちらに従ってアップデートください。
 
4. 取り付け
4-1 ディップスイッチ設定

下のディップスイッチ設定に従って、お買いあげのカードの最高クロックの範囲で、カード左下のディップスイッチを設定してください。クロックダウンの場合も、本来のクロックの2段階ダウンまでにしてください。通常、133MHz バスモデル 用に初期設定をしてありますので、100MHzバスモデル では必ず設定をする必用があります。
100MHz バスモデル:Power Mac G4 AGP Graphics, Gigabit Ethernet
133MHz バスモデル: Power Mac G4 Digital Audio, QuickSilver 2001
/2002

重要:カード右下のディップスイッチ(4組み)は、クロック設定用ではありません。設定変更するとCPUが破損するおそれがあり、保証も無効になります。必ず、基板表側のジャンパーでクロックを設定してください。

4-2 取り付け
基本的に、元のCPUカードと取り替えるのみです。英語マニュアルを参照して取り付けください。QuickSilver はネジが4本で固定されていますが、このうち3本のみを使用します。
 

FastMac G4 Rev. 2アップグレードカードディップスイッチ設定表

ディップスイッチ番号
CPUクロック(MHz)
クロック倍率
J1
J2
J3
J4
J5
100MHz バス
133MHz バス
10x
ON
OFF
ON
OFF
ON
1000
1333
10.5x
ON
OFF
OFF
OFF
ON
1050*
1400*
11x
ON
OFF
OFF
ON
ON
1100
1467
11.5x
OFF
OFF
OFF
OFF
OFF
1150
1533*
12x
ON
OFF
ON
ON
ON
1200
13x
OFF
ON
OFF
ON
ON
1300
14x
ON
ON
OFF
OFF
ON
1400
15x
OFF
OFF
OFF
ON
ON
1500

注1:C(close)はジャンパーオンで、ジャンパーが刺さっている状態です。
注2:*印では システムプロファイラ上では、動作周波数が正しく表示されません。OS Xでは、Giga Meterをインストールすることで、正しく表示されるとともに安定動作に寄与します。
OS 9上では、システムプロファイラの誤表示を修正することはできません。サードパーティーのクロック表示ソフトをご利用ください。
 

トラブルシューティング
・PCI拡張カードをご利用の場合、外して改善しないかご確認ください。高速CPUカードと相性の悪い拡張カードが散見されます。
・メモリを一枚ずつ挿して、改善しないかご確認ください。高速CPUカードと相性の悪いメモリが散見されます。
・本体の冷却能力が低下している場合があります。各ファンや通気口に埃の堆積がないかご確認いただき、必要に応じて清掃を行なってください。また、清音ファンをお使いの場合、純正のファンに戻してみてください。
・OS Xでは動作OKなのに、OS 9でのみ問題が発生する場合。システムフォルダ/機能拡張/Multiprocessing フォルダ内の「CPU Plugins」ファイルを取り除いて、改善しないかご確認ください。
・ビデオカード、ドライブ、拡張カードなどが高度にアップグレードされている場合、冷却、電源不足につながる場合があります。この場合は別途対策が必要です。