Sonnet MDX G4 7447 CPUカード 日本語解説

英語マニュアルでは不足と思われる点を補足して解説します。付属の英語マニュアルもあわせてご確認ください。


対応機種・OS

対応機種は、Power Mac G4 MDD, FW800, MDD 2003, Xserve G4です。
対応OSは、OS X 10.3.5 以降及びMac OS 9.2.2 です。

 
ソフトのインストール(P. 1)
A. ソフトのインストールを最初に行うことが必要
本カードを動作させるために不可欠な、Firmwareのアップデートをカード装着前に必ず行う必要があります。ソフトをインストールせずに、カードを装着しても全く起動しません。
純正Firmwareのアップデート(MDD のみ)

システムプロファイラ上で、「ブート ROM のバージョン」を確認します。
バージョンが、4.8.2(4.8.2f2)以上であれば純正Firmwareのアップデートは不用です。これよりバージョンが低い場合は、以下よりアップデーターをダウンロードし、アップデートを行ってください。

OS X用アップデーター OS 9用アップデーター

アップデーターは、OS XからもOS 9からも行うことができます。どちらか片方を適用すればOKです。

 
B. OS X 10.3.5以降のインストール(P. 1)
本CPUカードは、OS X は10.3.5以降のみに対応します。必用に応じて、インストールまたはアップデートを行ってください。
 
C. Sonnet 付属ソフトのインストール (P. 2)

付属ソフトによるFirmware パッチ処理を実行しないと、本CPUカードは起動自体できません。必ずオリジナルのCPUカードで、Firmware パッチ処理を行ってください。

Firmwareのパッチ処理は、OS 9.2.2からもOS Xからも可能です。OS Xからインストールした場合は、Firmwareのパッチ処理のみ行います。OS 9.2.2からインストールした場合、 Firmwareのパッチ処理の他、OS 9システム関係のファイルの更新とOS 9用のソフトウェアをインストールします。従って、OS Xのみ使用の場合はOS Xから、 OS 9およびOS Xを使用する場合は、 OS 9からインストールを行ってください。

(OS Xのみのユーザー用)
C-1. Sonnet Installer CDをドライブに挿入してください。Mac OS X only フォルダーのSonnet Firmware Updater のバージョンが3.0.1以降であることを確認してください。3.0の場合は、こちらをダウンロードし、使用してください。

C-2. Sonnet Firmware Updater をダブルクリックしてください。画面の指示に従って、インストール作業を行ってください。
重要;インストールしただけでは、完了していません。この先の作業が必要です。

C-3. コンピューターの電源を落としてください。
C-4. G4 MDDの場合; 起動音とは異なる長目のビープ音が出るまで、起動ボタンを押し続けてください。
Xserve G4の場合; システムインジケーターLEDが点滅するまで、起動ボタンを押し続けてください。
C-5. OS X が通常通り起動します。Finderで 「アプリケーションフォルダー」を選択してください。
C-6. Sonnet Firmware Updater をダブルクリックしてください。
C-7. Sonnet Firmware Updater のウィンドーが開いたらOKを押してください。
C-8. 認証画面が現れたら、管理者ユーザー名とパスワードを入力し、OKを押してください。
C-9. 「Wait」のメッセージが現れたら、 OKを押さずに待ちます。「Wait」画面が消えたら、Firmwareのアップデートの進捗状況を示す画面が現れます。数分かかりますので、完了するまでお待ちください。
重要;アップデート中、絶対に電源を落とさないでください。アップデート中に電源を落とすと、Firmwareが修復不可能となる場合があります。Firmwareの破損は保証対象外ですので、慎重に作業を行ってください。
C-10. アップデートが完了した旨の英語メッセージが出たら、Firmwareのアップデートが完了です。電源を落とし、カードの取り付けを行ってください。
 
OS X用Ver. 3.1 は、OS X 10.5 Leopardに対応していません。10.4.x以下の環境でアップデート後、 Leopardをインストール必要があります。
 
(OS 9/OS X ユーザー用)

C-1. OS 9.2.2 で起動してください。(OS X上のクラッシク環境は不可)
Sonnet Installer CDをドライブに挿入してください。「OS 7-9 ONLY」フォルダをダブルクリックし、「Crescendo/Enc Ins 」3.0.1以降であることを確認してください。3.0の場合は、こちらをダウンロードし、使用してください。
「Crescendo/Enc Ins 」のアイコンをダブルクリックてください。「Easy Install」を選択すると必用なソフトがインストールされます。必要に応じ、「Custom Install」を選んでください。
インストール先を指定し、「Install」ボタンを押してください。ソフトがインストールされます。

C-2. ソフトインストール後、Firmware パッチがインストールするためのダイアログが表示されます。ダイアログの表示に従って、「OK」ボタンを押してください。自動的に電源が落ちます。ここからが本番です。

C-3. 起動音とは異なる長目のビープ音が出るまで、起動ボタンを押し続けてください。

C-4. 起動ボタンを放します。バーにより進捗状況が表示されます。この間、いかなる操作もしないでください。

C-5. Firmwareのアップデートが完了すると、自動的に再起動され起動後以下のメッセージが出ます。
「The processor-enabling patch is now installed in your computer's firmware. You may now install the processor module.」
エラーが起こった場合、その旨メッセージが表示されます。その場合、C-1よりやり直しとなります。

C-6. アップデートが完了した旨の英語メッセージが出たら、Firmwareのアップデートが完了です。電源を落とし、カードの取り付けを行ってください。

追加解説;OS 9.2.2で起動途中でフリーズの現象がある場合、一旦オリジナルCPUに戻して以下の作業を行ってください。
C-7.  こちらをダウンロードし、解凍します。解凍後のファイル名は「CPU Plugins」。
C-8. システムフォルダ/機能拡張/Multiprocessing フォルダ内の「CPU Plugins」ファイルを手動で取り除き、代わりに同名の解凍したファイルに入れ替えます。
C-9. アップグレードカードを装着し、起動してください。正常に起動し、デュアルCPUカードの場合はデュアル動作します。
解説;本来ソフトインストール時に「CPU Plugins」ファイルをアップデートする仕様ですが、アップデートが上手くいかない場合があり、その場合もインストールは正常に終了します。アップデート済みのファイルと入れ替えることにより、正常に動作します。

 
 
P. 3〜12. 取り付け
英語マニュアルの写真の手順に沿って、取り付けを行ってください。
 
 
付属ソフトのバージョンについて
必ず、3.0.1以降であることを確認してください。初期の製品には、3.0が付属している場合がありますが、バグが含まれています。3.0をインストールした場合、起動と通常動作は正常ですが、一部のソフトのインストールができない不具合が発生します。既に、3.0がインストールされている場合は、3.0をアンインストールし、3.0.1以降をインストールする必要があります。以下手順で行ってください。
 

1. 電源ボタンを長押しして、起動してください。通常と異なるビープ音がして、OS Xが起動します。

2. OS X用のSonnet Firmware Updater 3.0 がインストールされていることが必要となります。もし、OS 9からFirmware Update を行った場合は、付属のCDよりインストールを行ってください。

3. アプリケーションフォルダにある、Sonnet Firmware Remover 3.0 を使用し、アンインストールしてください。

4. Sonnet Firmware Updater 3.0.1 をインストールしてください。

5. アプリケーションフォルダにある、Sonnet Firmware Updater 3.0.1 を起動し、Firmware のアップデートを行います。

6. 再起動後、問題は解決されます。

CPU交換の必要はございません。1-5までのステップでは、途中で再起動を行わないようにしてください。
もし途中で失敗するなどして、再起動を余儀なくされた場合は、元のCPUに戻して作業を行う必要があります。

 
重要
何らかの理由で、純正CPUを再取り付けする際は、必ず熱伝導材の再塗布を行ってください。熱伝導材がない場合、CPUコアと放熱板の間には僅かな隙間が発生し、この状態で起動すると瞬時に純正CPUが故障します。