Mac Pro 2006(初代) スペック、改造メニュー
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Mac Pro 2006(初代) スペック、改造メニュー |
概要 | 大きなタワー型筐体で、拡張性の高さは抜群。 しかし、32 bit EFIが災いして、OSの対応は10.7.5止まり。また、対応ビデオカードが限られるのも残念なところ。 |
販売時期 | 2006/8/7〜2008/1/8 |
機種ID
モデルナンバー |
MacPro1,1 A1186 EMC 2113 |
製品番号 | MA356J/A 3.0GHz 4 Core |
CPU | 2.0GHz 4 Core Xeon X5130x2(BTO/CTO) 2.66GHz 8 Core Xeon X5150x2 3.0GHz 4 Core Xeon X5160x2(BTO/CTO) |
メモリー | 規格: : DDR2 PC5300 667MHz ECC スロット数: 8 公称最大: 16GB (2GBx8) 実際最大: 32GB (4GBx8) |
グラフィックス | NVIDIA Geforce 7300 GT 256MB ATI Radeon X1900 XT 512MB(BTO/CTO) NVIDIA Quadro FX 4500 512MB(BTO/CTO) |
ストレージ | 3.5” SATA 2 HDD, 3Gb/s ベイ数: 4 |
光学ドライブ | 8x DL SuperDrive, 5.25” IDE ベイ数: 2 |
Wi-Fi | 802.11n(オプション) |
Bluetooth | Bluetooth 2.0+EDR |
対応OS | OS X 10.4.7~10.7.5 |
ポート | DVI x2 USB 2.0 x5 FireWire 800 x2 FireWire 400 x2 Gigabit Ethernet x2 Sound In x2 Sound Out x2 |
改造メニュー1 | メモリー増設 アップル公称最大メモリ以上のアップグレードが可能。アップル公称では1枚あたり2GBが最高だが、4GBメモリも使用可能で32GBまで増設可能。 Early 2008用の800MHz FBDIMMも問題なく使用できる。(動作は667MHz) |
改造メニュー2 | ビデオカードアップグレード 32 bit EFIのために、Early 2008-Mid 2012用のビデオカードは原則として利用できない。しかし、ATIの一部のビデオカードは、32 bit/64 bit両対応のため、利用が可能であり有力な選択肢となる。 純正オプションのRadeon X1900 XTは、耐久性に問題がありリコールされたため、お勧めできない。 アップルより後に単体発売された本機種用のGeforce 8800GTもあるが、2006/2007用と2008以降用は外観は同じものの、EFIの対応が異なる別製品のため注意が必要。2008以降用は64bit専用で、本機種では利用できない。数は圧倒的に64 bit版が多いので、注意が必要。 ATI Radeon HD 5870 1GB Graphics Card Mid 2010の純正ハイパフォーマンスオプション。2017/3現在、中古品が入手可能。 ATI Radeon HD 5770 1GB Graphics Card Mid 2010の標準カード。標準のRadeon HD 2600 XTよりもはるかに高性能。 |
改造メニュー3 | SSD交換 標準ベイに2.5-3.5アダプターを使って、2.5" SATA 3 SSDを装着できるが、最大速度は300MB/sec(実行最大275MB/sec)となる。 |
改造メニュー4 | OS X アップデート OS X 10.7.5 が使用できる最終OSだが、ツールの利用により10.8やそれ以降のインストールも可能。 ツールのダウンロード先 |
改造メニュー5 | CPUアップグレード CPUは交換可能。2007モデルと同じ3.0GHz 8 Coreにアップグレードできる。 交換するだけで動作するが、CPU名が不明と表示されてしまうので、ツールを使用し2007モデル相当にFirmwareのアップデートが必要。 詳細記事 |
改造メニュー6 | ワイヤレスカード 純正ではWi-Fi 802.11n, Bluetooth 2.0+EDR だが、いずれもオプションだったため装着されていない個体も多い。後から増設が可能。 Wi-Fi 本機種用純正品は、802.11n 150Mbps仕様。iMac Mid 2011モデル用の450Mbs仕様も使用できる。 Bluetooth 純正 Bluetooth 2.0+EDR |
改造メニュー7 | 光学ドライブの追加 Mac Proは2台の光学ドライブベイがあるので、もう一台追加するのもお薦め。インターフェースはIDE。これにより、ディスクからディスクへのコピーが簡単に。 トレイベゼルが細い純正がお薦め。 |
修理メニュー | 電源交換 本モデルでトラブルが多いのが電源。電源が入らなくなった場合、電源故障の可能性大。2007モデル以外の電源とは互換性はない。 中古品 |
お薦めパーツ | 純正パーツ ビデオカード CPUアップグレード |