Mac Pro Mid 2012 スペック、改造メニュー
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Mac Pro Mid 2012 スペック、改造メニュー |
概要 | 大きなタワー型筐体で、拡張性の高さは抜群。最強の改造マシンとも言えるマシン。Mid 2010モデルとは機種IDが同じで、細部が変更されただけの実質同モデル。 |
販売時期 | 2012/6/11〜2013/10/22 |
機種ID
モデルナンバー |
MacPro5,1 A1289 EMC 2629 |
製品番号 | MD770J/A 3.2GHz 4 Core MD771J/A 2.4GHz 12 Core |
CPU | 3.2GHz 4 Core Xeon W3565, Turbo Boost 3.46GHz 3.33GHz 6 Core Xeon W3680, Turbo Boost 3.6GHz(BTO/CTO) 2.4GHz 12 Core Xeon E5645 x2, Turbo Boost 2.67GHz 2.66GHz 12 Core Xeon X5650 x2, Turbo Boost 3.06GHz(BTO/CTO) 3.06GHz 12 Core Xeon X5675 x2, Turbo Boost 3.46GHz(BTO/CTO) |
メモリー | 4 Core モデル 規格: : DDR3 PC3-8500 1066MHz ECC スロット数: 4 公称最大: 32GB (8GBx4) 実際最大: 56GB (16GBx3+8GB) 6 Core モデル 規格: : DDR3 PC3-10600 1333MHz ECC スロット数: 4 公称最大: 32GB (8GBx4) 実際最大: 56GB (16GBx3+8GB) 12 Core モデル 規格: : DDR3 PC3-10600 1333MHz ECC スロット数: 8 公称最大: 64GB (8GBx8) 実際最大: 128GB (16GBx8) |
グラフィックス | Radeon HD 5770 1GB, PCI Express 2.0 x16 Radeon HD 5870 1GB, PCI Express 2.0 x16 |
ストレージ | 3.5” SATA 2 HDD, 3Gb/s ベイ数: 4 |
光学ドライブ | 18x DL SuperDrive, 5.25” SATA ベイ数: 2 |
Wi-Fi | 802.11n |
Bluetooth | Bluetooth 2.1+EDR |
対応OS | OS X 10.6.4~ (プレインストールOSはOS X 10.7.4) |
ポート | Mini DisplayPort x2 DVI x1 USB 2.0 x5 FireWire 800 x4 Gigabit Ethernet x2 Sound In x2 Sound Out x2 |
改造メニュー1 | メモリー増設 アップル公称最大メモリ以上のアップグレードが可能。 4 Coreモデルのみ1066MHzで他は1333MHzだが、4 Coreモデルでも1333MHzメモリが問題なく使用できる(動作は1066Mhz)。 4/6 Coreでは、16GB 3枚と8GB 1枚で56GBまで増設できる。64GB装着すると、起動途中でフリーズしてしまう。 12 Coreでは、OS X 10.8.5までは96GB、10.9以降128GBまで使用できる。10.8.5までは、128GB装着しても実際に使用できるは96GBだったが、10.9以降解消している。 Unbuffered, Registered 共に対応しているが、混在はできない。大容量搭載時は、Registered がお薦め。 |
改造メニュー2 | ビデオカードアップグレード 各種ビデオカードが販売されたが、以下が2017/3現在入手できるお薦めのカード。 Sapphire Radeon HD 7950 3GB Mac Edition 2017/3現在、新品が入手可能。OS X 10.10.4以降 4K(3840x2160)@60Hz表示に対応。 ATI Radeon HD 5870 1GB Graphics Card 純正ハイパフォーマンスオプション。2017/3現在、中古品が入手可能。標準の5770のおよそ倍の性能。 |
改造メニュー3 | SSD交換 標準ベイに2.5-3.5アダプターを使って、2.5" SATA 3 SSDを装着できるが、最大速度が300MB/secとなってしまうため、お勧めできない。 SSDを搭載できるPCI Express カード 最大550MB/secの性能を発揮。1台のSSDを搭載できるVelocity Solo x2 と2台搭載できる Velocity Duo がある。Velocity Duo はRAIDにより、最大800MB/sec。 Velocity Solo x2 には、SATAポートがついているので、マウントキットでもう1台SSDを搭載することも可能。 PCIe SSD+PCI Express アダプター 2015年各モデルに使用されているPCIe SSDは、1.5GB/secの速度を発揮する超速SSD。これをPCI Express アダプターを利用して、本モデルでも使用できる。速度も、フルスピード発揮できる。 |
改造メニュー4 | CPUアップグレード CPUは交換可能で、シングル CPUモデルは6 Core 3.46GHzまで、デュアル CPUモデルは12 Core 3.46GHzまでアップグレード可能。 なお、プロセッサーボードまで交換すれば、シングル CPUモデルでも12 Core 3.46GHzまでアップグレード可能。 |
改造メニュー5 | ワイヤレスカード 純正ではWi-Fi 802.11n, Bluetooth 2.1+EDR だが、2017/3現在最新の802.11ac, Bluetooth 4.0にアップグレード可能。完全内蔵タイプとアンテナとケーブルが外に出るPCIeカードがある。802.11acは、3本アンテナ仕様のため、理論最大速度は1300Mbpsとギガビット超えとなる。 iMac純正カードを利用するため、OS X 10.10 Yosemiteからの新機能Handoffも利用可能に。また、macOS 10.12 Sierraからの新機能のApple Watchによる自動ロック解除にも対応可能。 OS X 10.11 より、Handoff 対応と表示されるものの機能しない問題が発生しているが、CATお適用することで解消できる。 |
改造メニュー6 | 光学ドライブの追加 Mac Proは2台の光学ドライブベイがあるので、もう一台追加するのもお薦め。これにより、ディスクからディスクへのコピーが簡単に。 トレイベゼルが細い純正がお薦め。 |
改造メニュー7 | USB 3.0カードの追加 今では必須となったUSB 3.0。タワー型Mac Proで最も欠けている部分。PCI Expressカードで追加可能。OS標準ドライバーで動作するカードがお薦め。 |
修理メニュー | 電源交換 本モデルでトラブルが多いのが電源。電源が入らなくなった場合、電源故障の可能性大。Early 2009, Mid 2010用と互換性があります。 中古品とRefurbished品(再生品)があります。 |
お薦めパーツ | 純正パーツ ビデオカード CPUアップグレード PCIe SSD 802.11ac/Bluetooth 4.0 ワイヤレスカード 内蔵型、PCIeカード |