iMac 27 inch 5K Late 2014/Mid 2015 スペック、改造メニュー
iMac 27 inch 5K Late 2014, Mid 2015 スペック、改造メニュー | |
概要 | iMac 初の5K モデル。 Late 2014, Mid 2015モデルがあるが、機種IDも変わらず仕様が小変更されただけの同モデルである。 PCIe SSDのインターフェースが、同年代のMacBook AirやMacBook Pro Retinaのx4ではなくx2のため、性能が伸び悩むのは残念な点。 |
販売時期 | Late 2014: 2014/10/16〜2015/10/13 Mid 2015: 2015/5/19〜2015/10/13 |
機種ID
モデルナンバー |
iMac15,1 A1419 EMC 2806 |
製品番号 | Late 2014: MF886J/A Core i5 3.5GHz 4 Core Mid 2015: MK885J/A Core i5 3.3GHz 4 Core |
CPU | 3.5GHz 4 Core Core i5, Turbo Boost 3.9GHz 3.3GHz 4 Core Core i5, Turbo Boost 3.7GHz 4.0GHz 4 Core Core i7, Turbo Boost 4.4GHz(BTO/CTO) |
メモリー | 規格: DDR3 PC3-12800 1600MHz 最大: 32GB (8GBx4) |
ディスプレイ | 27 inch, 5K Retina 5120x2880 |
グラフィックス | AMD Radeon R9 M290X 2GB AMD Radeon R9 M295X 4GB |
ストレージ | PCIe SSD, PCIe 2.0 x2 256GB, 512GB, 1TB 3.5" SATA HDD 6Gb/s Fusion Drive: 1TB (128GB SSD +1TB HDD), 2TB (128GB SSD + 2TB HDD), 3TB (128GB SSD + 3TB HDD) |
Wi-Fi | 802.11ac |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
対応OS | OS X 10.10〜 |
ポート | Thunderbolt 2 x2 USB 3.0 x4 Gigabit Ethernet x1 SDXC card slot x1 Headphone x1 |
分解の基本 | ディスプレイは筐体に接着されており、分解は専用ツールで接着面をカットするところから始まる。ややコツを要するが、それほど難しい作業ではない。組み付けには、当然専用テープが必要になる。 ディスプレイさえ外れれば、内部パーツがむき出しになり、パーツ交換、改造はそれほど難しくない。 |
修理 | 電源の故障は比較的多い。全く電源が入らなくなったら、電源故障の可能性大。ディスプレイさえ取り外せれば、簡単に交換可能。 ワイヤレスカードは、802.11ac, Bluetooth 4.0のコンボカード。比較的入手しやすいが、裏面に分厚いサーマルパッドをつける必要がある。サーマルパッド付きのカードを入手したい。 |
改造メニュー1 | メモリー増設 筐体下側のカバーを外すだけでメモリにアクセスでき、初心者でも容易に増設可能。 8GB 4枚で最大32GBまでアップグレード可能。Low Voltage 1.35V規格で1.5Vメモリは非対応なので、要注意。 |
改造メニュー2 | SSD増設、交換 純正SSDは最大1TB。MacBook Air, MacBook Pro Retina 2015モデル等に採用されている高速なPCIe 2.0 x4(4レーン)SSDも装着できるが、 PCI 2.0 x2(2レーン)のため最大800MB/secと同年代の他機種と比べ性能は伸びない。 SSDの容量が小さければ、大容量に交換も可能。Fusion Driveは、128GBのSSDが装着されているため、より大きなSSDに変更することも可能。 HDDのみのモデルなら、SSDを追加することも可能。固定ネジ内蔵されていないので、別途用意する必要がある。 |
改造メニュー3 | HDD交換 純正の3.5” HDDは、温度センサが電源端子に出力されている特殊なタイプ。従って、市販のHDDと交換すると動作はするがファンが暴走する場合がある。これを防ぐためには、温度センサケーブルの追加が必要である。 「暴走する場合がある」と書いたのは、暴走しなかったとの報告もされているためである。しかも、SSDに交換した場合は、ほぼファン暴走はない模様である。交換したドライブに温度センサ出力がされているのか、別の理由かということになるが、SSDに温度センサ出力されているとは考えられない。従って、HDD温度センサが出力されなくても、他の部位の温度が上がらなければ、ファン暴走しないといった制御がされていると思われる。 |
改造メニュー4 | HDD増設 SSDのみのモデルに、3.5" HDDの後付けが可能。ただし、ブラケットやケーブル等は内蔵されていないので、HDD増設キットが必要になる。 アダプターを使用して、2.5" SSDを装着することももちろん可能。 上の欄で解説した温度センサケーブルも要注意。 |
パーツ | 300W純正電源 ワイヤレスカード 純正パーツ HDD増設キット |