問題点 |
Sonnet Encore/ST
G4 1.7GHz の初期モデルでQuickSilverの一部のマシンにおいて、Firmwareにパッチが当てられない問題が発生しております。本ページでは、内容の説明と解決法をご説明いたします。御迷惑をおかけしているお客様には、お詫び申し上げます。 |
現象 |
マニュアル通りにパッチを当てる付属ソフトを起動すると、「I don't recognize
your computer's firmware Apple PowerMac 3.5 4.2.5f1. Boot
ROM built on ****」とアラートが出て、パッチ処理を続行できない。この現象はメーカーの説明によると、一部のQuickSilverでのみ起こります。AGP
Graphics, Gigabit Ethernet, Digital Audioでは起きません。 |
原因 |
QuickSilver にはいくつかのFirwareの種類があるが、開発時に想定していなかったFirwareでは、ソフトがパッチ処理可能と認識できないため処理を中断してしまいます。 |
対応法 |
メーカーよりベーター版の対応ソフトの提供を受けましたので、該当のお客様は以下の次項の説明に従って、パッチ処理を実行ください。尚、あくまでベーター版ですので、QuickSilverで付属のソフトを使用して、問題のあるお客様のみご使用ください。AGP,
Gigabit, DAの機種のお客様は、使用されないようお願いします。QuickSilverのお客様も、まずは付属のソフトをお試しください。
追記;現在では、Sonnetのダウンロード頁に、対策済みのCrescendoソフトウェアの正式版がアップされていますので、そちらをご利用ください。
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パッチ処理の手順 |
1. ベーター版対策ソフトをダウンロードする。
CrescendoEncb2.sit です。
2. オリジナルCPUのQuickSilver でMac OS 9.2.x より起動する(OS X上のクラッシクは不可)。
3. 1でダウンロードしたソフトを起動する。ソフトの指示に従い、インストールを行う。
4. 下の写真でプログラマースイッチの位置を確認する。
5. プログラマースイッチをペンなど先のとがった物で押したままの状態で、電源スイッチを押す。通常の起動音と異なる長いビープ音が鳴り、電源スイッチが点滅し始める。
6. ここでプログラマースイッチを放す。(放すタイミングが遅すぎるとうまくいかない場合があります。)
7. Firmwareのアップデート状況がバーで表示される。完了すると自動的に電源が落ちる。
8. CPUカードを交換する。
2-7までの途中で終わってしまった場合、また2から初めて7まで完了する必用があります。 |
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