iMac 27 inch Late 2012 スペック、改造メニュー
iMac 27 inch Late 2012 スペック、改造メニュー | |
概要 | 超薄型の筐体に一新したブランニューモデル。光学ドライブの廃止、ブレードSSDの採用など、内部的にも一新している。またFusion Driveを採用したのもこの機種から。 |
販売時期 | 2012/10/23〜2013/9/24 |
機種ID
モデルナンバー |
iMac13,2 A1419 EMC 2546 |
製品番号 | MD095J/A Core i5 2.9GHz 4 Core ME096J/A Core i5 3.2GHz 4 Core |
CPU | 2.9GHz 4 Core Core i5, Turbo Boost 3.6GHz 3.2GHz 4 Core Core i5, Turbo Boost 3.6GHz 3.4GHz 4 Core Core i7, Turbo Boost 3.9GHz(BTO/CTO) |
メモリー | 規格: DDR3 PC3-12800 1600MHz 最大: 32GB (8GBx4) |
ディスプレイ | 27 inch, 2560x1440 |
グラフィックス | NVIDIA Geforce GTX 660M 512MB NVIDIA Geforce GTX 675MX 1GB NVIDIA Geforce GTX 680MX 2GB |
ストレージ | ブレードタイプ SSD, SATA 3.0 6Gb/s 128GB, 256GB, 512GB, 768GB 3.5" SATA HDD 6Gb/s Fusion Drive: 1TB (128GB SSD +1TB HDD), 3TB (128GB SSD + 3TB HDD) |
Wi-Fi | 802.11n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
対応OS | OS X 10.8.2〜 |
ポート | Thunderbolt x2 USB 3.0 x4 Gigabit Ethernet x1 SDXC card slot x1 Headphone x1 |
分解の基本 | ディスプレイは筐体に接着されており、分解は専用ツールで接着面をカットするところから始まる。ややコツを要するが、それほど難しい作業ではない。組み付けには、当然専用テープが必要になる。 ディスプレイさえ外れれば、内部パーツがむき出しになり、パーツ交換、改造はそれほど難しくない。 |
修理 | 電源の故障は比較的多い。全く電源が入らなくなったら、電源故障の可能性大。ディスプレイさえ取り外せれば、簡単に交換可能。 |
改造メニュー1 | メモリー増設 筐体下側のカバーを外すだけでメモリにアクセスでき、初心者でも容易に増設可能。 8GB 4枚で最大32GBまでアップグレード可能。Late 2013モデルとは違い、本機種は1.5V仕様である。1.35Vメモリも使用可能。 |
改造メニュー2 | SSD増設、交換 純正SSDは最大768GB。MacBook Pro Retina Mid 2012-Early 2013と共通のSSDである。MacBook Pro Air 2012とは端子は共通なものの、サイズが異なり装着できない。 サードパーティー製のSSDも販売されているが、メジャーブランド製はなく、発熱や信頼性に不安がある製品もある。 お薦めは、メジャーブランドのM.2 SSD + アダプター。1TBまでの大容量化と高信頼性の両立が可能である。 |
改造メニュー3 | HDD交換 純正の3.5” HDDは、温度センサが電源端子に出力されている特殊なタイプ。従って、市販のHDDと交換すると動作はするがファンが暴走する場合がある。これを防ぐためには、温度センサケーブルの追加が必要である。 「暴走する場合がある」と書いたのは、暴走しなかったとの報告もされているためである。しかも、SSDに交換した場合は、ほぼファン暴走はない模様である。交換したドライブに温度センサ出力がされているのか、別の理由かということになるが、市販ドライブの同部位に温度センサ出力されているとは考えられない。従って、HDD温度センサが出力されなくても、他の部位の温度が上がらなければ、ファン暴走しないといった制御がされていると思われる。 |
改造メニュー4 | HDD増設 SSDのみのモデルに、3.5" HDDの後付けが可能。ただし、ブラケットやケーブル等は内蔵されていないので、HDD増設キットが必要になる。 アダプターを使用して、2.5" SSDを装着することももちろん可能。 上の欄で解説した温度センサケーブルも要注意。 |
改造メニュー5 | Wi-Fi 11ac アップグレード Wi-Fiは802.11nで高速な11acに対応していない。Late 2013以降のモデルに採用されているBCM94360CDに交換することで、11ac対応となる。 BCM94360CDは比較的入手しやすいが、裏面に分厚いサーマルパッドをつける必要がある。サーマルパッド付きのカードを入手したい。 これによりSierraの新機能のApple Watchによるロック解除の動作基準も満たすことができる。ただし、機種による足切りがされるので、Continuity Activation Tool を適用する必要がある。 |
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パーツ | メジャーブランドのM.2 SSD + アダプター 純正SSD用 USB 3.0 外付けケース 300W純正電源 ワイヤレスカード 純正パーツ HDD増設キット |