iMac 27 inch Late 2013 スペック、改造メニュー
iMac 27 inch 5K Late 2013 スペック、改造メニュー | |
概要 | 2014年10月に5Kモデルが発売されたが、Late 2015モデルの発売まで本モデルは継続されている。 Late 2012と大きな違いはないように見えるが、ブレードSSDのPCIe化、802.11ac化など進化している。 PCIe SSDのインターフェースが、Late 2012のSATA 3からPCIe 2.0 x2に変更され性能向上している。しかし、同年代のMacBook AirやMacBook Pro Retinaのx4ではなくx2のため、高性能SSDに変更しても性能が伸び悩むのは残念な点。 |
販売時期 | 2013/9/24〜2015/10/13 |
機種ID
モデルナンバー |
iMac14,2 A1419 EMC 2639 |
製品番号 | ME088J/A Core i5 3.2GHz 4 Core ME089J/A Core i5 3.4GHz 4 Core |
CPU | 3.2GHz 4 Core Core i5, Turbo Boost 3.6GHz 3.4GHz 4 Core Core i5, Turbo Boost 3.7GHz 3.5GHz 4 Core Core i7, Turbo Boost 3.9GHz(BTO/CTO) |
メモリー | 規格: DDR3L PC3-12800 1600MHz 最大: 32GB (8GBx4) |
ディスプレイ | 27 inch, 2560x1440 |
グラフィックス | NVIDIA Geforce GTX 775M 2GB NVIDIA Geforce GTX 780M 4GB |
ストレージ | PCIe SSD, PCIe 2.0 x2 256GB, 512GB, 1TB 3.5" SATA HDD 6Gb/s Fusion Drive: 1TB (128GB SSD +1TB HDD), 3TB (128GB SSD + 3TB HDD) |
Wi-Fi | 802.11ac |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
対応OS | OS X 10.8.4〜 |
ポート | Thunderbolt x2 USB 3.0 x4 Gigabit Ethernet x1 SDXC card slot x1 Headphone x1 |
分解の基本 | ディスプレイは筐体に接着されており、分解は専用ツールで接着面をカットするところから始まる。ややコツを要するが、それほど難しい作業ではない。組み付けには、当然専用テープが必要になる。 ディスプレイさえ外れれば、内部パーツがむき出しになり、パーツ交換、改造はそれほど難しくない。 |
修理 | 電源の故障は比較的多い。全く電源が入らなくなったら、電源故障の可能性大。ディスプレイさえ取り外せれば、簡単に交換可能。 ワイヤレスカードは、802.11ac, Bluetooth 4.0のコンボカード。比較的入手しやすいが、裏面に分厚いサーマルパッドをつける必要がある。サーマルパッド付きのカードを入手したい。 |
改造メニュー1 | メモリー増設 筐体下側のカバーを外すだけでメモリにアクセスでき、初心者でも容易に増設可能。 8GB 4枚で最大32GBまでアップグレード可能。Low Voltage 1.35V規格で1.5Vメモリは非対応なので、要注意。 |
改造メニュー2 | SSD増設、交換 純正SSDは最大1TB。MacBook Air, MacBook Pro Retina 2015モデル等に採用されている高速なPCIe 2.0 x4(4レーン)SSDも装着できるが、 PCI 2.0 x2(2レーン)のため最大800MB/secと同年代の他機種と比べ性能は伸びない。 SSDの容量が小さければ、大容量に交換も可能。Fusion Driveは、128GBのSSDが装着されているため、より大きなSSDに変更することも可能。 HDDのみのモデルなら、SSDを追加することも可能。固定ネジは内蔵されていないので、別途用意する必要がある。 |
改造メニュー3 | HDD交換 純正の3.5” HDDは、温度センサが電源端子に出力されている特殊なタイプ。従って、市販のHDDと交換すると動作はするがファンが暴走する場合がある。これを防ぐためには、温度センサケーブルの追加が必要である。 「暴走する場合がある」と書いたのは、暴走しなかったとの報告もされているためである。しかも、SSDに交換した場合は、ほぼファン暴走はない模様である。交換したドライブに温度センサ出力がされているのか、別の理由かということになるが、市販ドライブの同部位に温度センサ出力されているとは考えられない。従って、HDD温度センサが出力されなくても、他の部位の温度が上がらなければ、ファン暴走しないといった制御がされていると思われる。 |
改造メニュー4 | HDD増設 SSDのみのモデルに、3.5" HDDの後付けが可能。ただし、ブラケットやケーブル等は内蔵されていないので、HDD増設キットが必要になる。 アダプターを使用して、2.5" SSDを装着することももちろん可能。 上の欄で解説した温度センサケーブルも要注意。 |
パーツ | 300W純正電源 ワイヤレスカード 純正パーツ HDD増設キット |